坂戸市社会福祉協議会 後見実施機関設置・運営プロジェクト 第36回

成年後見制度

閲覧頂き、ありがとうございます。一般社団法人 全国地域生活支援機構(以下、JLSA【ジルサ】)で広報委員を務め、JLSAサイトで電子福祉マガジンの編集長をしている加藤です。

JLSAでは、公益社団法人 日本財団様(東京都港区 会長 笹川陽平)からのご支援を頂き、平成30年4月より社会福祉法人 坂戸市社会福祉協議会(以下、坂戸市社協)様が法人後見を受任できる体制づくりと後見実施機関の設置・運営に向けたご支援を開始しております。

今回のプロジェクトが、各自治体・地域で行われる後見の取組みにお役に立てればと思い、本プロジェクトの内容をアップしていきます。是非、ご参考頂ければと思います。

今回は、第36回3月13日(10:00~11:15)に行った定例ミーティングと同日(13:30~16:00)開催した市民後見勉強会の様子をお伝えします。

参加メンバー:
坂戸市社会福祉協議会:谷津事務局長、三浦主事、関口様
JLSA:金原、尾川、園部

議題
1.来年度の活動計画の説明と確認
2.日本財団様への最終報告
3.市民後見勉強会の様子

まずは、本日のタスクの確認です。

今回の定例会のサマリー

本日は、来年度の活動の具体的なタスク・スケジュールの説明と確認を行いました。また、日本財団様への最終報告の内容について読み合わせを行い、午後からは、市民後見勉強会を開催。代表金原による基調講演を行うとともに、パネルディスカッションを行いました。

1.来年度の活動計画の説明と確認

別紙資料に沿って、来年度の活動の具体的なタスク・スケジュールの説明を行い、相互に確認を行いました。

定例会については、来年度も基本的に火曜日に行うこと、4月は、16日・23日の2回(時間は、いずれも13時半開始)開催行うこととしました。
なお、4月は、初回報告の対応を中心に行うことになりました。

次に、坂戸市社協様より、普及啓発に向けてシンポジウムの提案を行ったところ、市からも、養成講座終了に伴う普及啓発講演会の開催を打診されていたところであり、9月をめどに検討を始めることになりました。

また、人材育成については、早めに医師の診断書改訂・本人情報シートの勉強会の開催を行うことになりました。5月のケアマネ部会をターゲットに調整を進めることになりました(時間は30分程度を想定)。

なお、品川区社協へのトレーニー派遣については、賛同を得られたものの、人事異動に伴う職務変更等があることから、時期については別途検討することになりました。

2.日本財団様への最終報告

別紙最終報告に沿って、内容の読み合わせを行いました。一部修正箇所のご指摘をいただきましたが、おおむねこの内容でまとめることとしました。

次回の日程・議題等
次回は、3/26の13時30分から、福祉センターにて開催予定。主に、受任事案の初回報告に向けたタスク確認、最終報告書の内容確認を行う予定となりました。

3.市民後見勉強会の様子(13:30~16:00)

今回、この市民後見勉強会実施にあたり、下記のチラシを作って、たくさんの方にご来場頂くことができました。

定例会終了後、皆さんと会場設営を行いました。

はじめに、坂戸市社協 恒川会長様のご挨拶からスタートです。

第1部は「終活落語 【相続ココだけの話】」

公認会計士・税理士でありながら、社会人落語家として活動している、「参遊亭 英遊」こと、石倉 英樹様に、講演をいただきました。

高齢者被害から相続に関するお話まで、軽妙な語り口で、テンポ良く、お話をして頂きました。
減少傾向にはあるものの、沈静化を見せない特殊詐欺について、日中自宅で一人住まいの高齢者や女性が狙われるといった傾向がみられることや、電話による犯罪防止対策としては、留守電のセットが有効であること、生前贈与の活用による相続税対策等のお話をいただきました。
また、事前の準備の重要性から、成年後見への示唆をいただきました。
会場にいらした方々も時に笑い、真剣に聴いてメモをとるなどをされていたのが印象的でした。

第2部は、当社団代表の金原から、坂戸市民のかたに是非知っておいて頂きたい、成年後見制度に関する基調講演を行いました。

金原からは、以下のポイントをお話しました。
1.成年後見の必要性と誤解しやすいポイントについて
2.成年後見制度の意義
3.後見人の仕事と仕組み
4.法定後見と任意後見の違い
5.後見の担い手は誰か
6.坂戸市社協の取組状況など

ここでも、皆さん、とても熱心にお聴き頂きました。終わってから、個別のご質問も頂きました。

そして、会の最後は、パネルディスカッションを行いました。
司会進行役は、坂戸市社協の土井丸主査にご担当頂き、パネラーは、代表の金原、民生委員の佐藤様、坂戸市の有田様、そして、第1部で講演して頂いた石倉先生です。

パネルディスカッションでは、高齢者サロンでは、将来の認知症への不安や、後見人が信頼できないといった声が多いことなどの報告がありました。もっと、成年後見制度を知ってもらうことが必要で、勉強してみると、さほど難しいものではないこともわかったとの発言がありました。
一方で、根本的な問題として、高齢者には、人様に迷惑をかけてはいけないという思い込みがある、もっと気軽に相談できる体制作りが必要ではないかとの意見も出ました。早いうちから相談するという空気感を醸成していく必要性があるとの意見も出ました。
坂戸市では、来年度も市民後見に関する講習会等を開催していくので、市民の皆さんに参加していただきたいとのことです。

今回の市民後見勉強会は、市民後見人養成講座のフォローアップの一環としての位置づけもあり、受講生のみなさんも参加されていました。立ち上がって、皆さんの前でご紹介も行われました。
以上が、市民後見勉強会の内容でした。

今号は、以上となります。

前号へ
第35回 定例ミーティング(受任事案のタスクの確認、市民後見勉強会の流れ、来年度の活動計画の方針と内容など)をご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/sks/skd-hkoken35/

第1回からのミーティングの様子は、下記からご覧になれます。
後見実施機関設置・運営プロジェクト 坂戸市社協様編
https://jlsa-net.jp/sks/skd-hkokenall/

加藤 雅士

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電子福祉マガジンの編集長。一般社団法人 全国地域生活支援機構にて広報委員を担当する。現在、株式会社グリットの代表取締役会長としても活動を行っている。

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