坂戸市社会福祉協議会 後見実施機関運営プロジェクト 第1回

成年後見制度

閲覧頂き、ありがとうございます。一般社団法人 全国地域生活支援機構(以下、JLSA【ジルサ】)広報委員の加藤です。JLSAでは、2018年4月より、坂戸市社会福祉協議会様における成年後見の受任および後見実施機関設立に向けたご支援を行ってまいりましたが、2019年度も、引き続き後見実施機関設立に向けて支援を行っていくことになりました。

坂戸市社会福祉協議会様は、すでに、2019年3月に第1号案件の審判が下りて、後見業務が開始されております。

今回から、昨年同様、坂戸市社会福祉協議会様における法人後見事務の支援内容をお知らせしていきます。今回のプロジェクトの内容が、各自治体・地域で行われる法人後見の取組みにお役に立てればと思い、本プロジェクトの内容をアップしていく予定です。是非、ご参考にして頂ければと思います。

ただし、プロジェクトの内容において、被後見人の方の個人情報に関することなど、機微な情報に関しては、公開は控えることとなります。あらかじめ、ご了承ください。

法人後見業務の運用フォローアップ第1回は、2019年4月16日に行った定例ミーティングの内容をお伝えします。

参加メンバー
坂戸市社会福祉協議会:土井丸主査様、三浦主事様、窪田主事補様
全国地域生活支援機構(JLSA):金原、尾川、宮崎

議題
1)受任事案の初回報告対応
2)市民後見フォーラムの開催

今回の定例会のサマリー
本日は、主に3月に審判が下りた事案の初回報告の内容確認のほか、市民向け勉強会(市民後見フォーラム)や、他の事案の今後の方針について打ち合わせを行いました。

1)受任事案の初回報告対応

始めに、受任事案の家庭裁判所への初回報告の内容について、質疑応答のうえ、JLSAからアドバイスを行いました。冒頭でお伝えしましたように、被後見人の個人情報に関することは控えます。今回は、法人後見を受任した際に、参考になりそうな質疑応答の内容を一部改編して、お知らせします。

① 受任後、あらたに銀行口座(残高些少)がみつかったが、解約したいと思う。

⇒ 通帳再発行のうえ、解約して問題ないと考える。

② 被後見人は、近々施設に短期入所の予定。

⇒ 介護保険の区分変更がある場合、施設に入所する場合など、家計収支の支出額に変更がでてくる可能性があることに注意する。初回報告時には、補記事項として、別紙に記載しておくとよい。また、家庭裁判所から、施設入所のタイミングで、収支予定を提出するように指示される可能性がある。後見人として収支予定表を作っておくとよい。
  
③ 施設からは、住民票の異動の了解も得た。

  ⇒ 施設入所等によって被後見人の住民票を異動する場合、異動後に登記事項証明書を取り寄せると、事務費用の負担軽減になる。住所変更後の後見登記は後見人の仕事になるので、忘れずにやっておくこと。

④ 本人のお墓について、家族から用意されているように聞いたが。

⇒ 本当にお墓が寺院等にあるのであれば、現在の状況を説明しておくこと良い。火葬・納骨に関しては、被後見人が生活保護の場合、火葬料は市が負担してくれるが、納骨等は相続人の負担となることから、後見人である社協も、いざというときのため、準備をしておくとよいだろう。

2)市民後見フォーラムの開催

坂戸市から、市民後見人養成研修の後継施策として、勉強会等の開催を指示されているとのことです。そこで討議の結果、11月中旬をXデーとすることに決まりました。開催日は来場者の意向を考え、平日に実施する方向で検討していくことになりました。

フォーラムには、さいたま家裁にも参加してもらうことを検討することとなりました。

今回のフォーラムでは、坂戸市社協が後見の受任を行ったこと、後見に関する相談窓口があること等を伝え、坂戸市民に安心を感じてもらうことを訴求することとしました。

先般の市民向け勉強会での、後見落語も評判が良かったことから、今年度も同様の内容を盛り込む方向で協議しました。当日のプログラムについては、引き続き検討を行っていくこととしました。

3)その他事案

別紙に沿って、その他の申立候補事案の現状と今後の方針について検討を実施しました。特に、法人後見の2号案件となる可能性が高いものについての確認を行いました。

2号案件に際し、首長申立で、社協が候補者となる場合には、運営委員会を開催する必要があるため、当月の運営委員会に乗せられるように、当月のケース会議に相談をしてもらえるよう、市の担当者とすり合わせをすることとしました。

その他の事案については、現在のところ秘匿性が高いため、本サイトでは公開を控えます。ご了承ください。

次回の日程・議題等

5月は、5月21日、13時30分から、福祉センターにて開催致しました。
次週、第2回の様子をお伝えします。

第1回は以上となります。

なお、坂戸市社協様が法人後見を受任するまでのプロジェクト内容(全36回分)も公開しております。
バックナンバーは、下記のサイトからご覧頂けます。
https://jlsa-net.jp/sks/skd-hkokenall/

加藤 雅士

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電子福祉マガジンの編集長。一般社団法人 全国地域生活支援機構にて広報委員を担当する。現在、株式会社グリットの代表取締役会長としても活動を行っている。

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