坂戸市社会福祉協議会　後見実施機関運営プロジェクト　第９回

2020.07.20

成年後見制度

閲覧頂き、ありがとうございます。一般社団法人　全国地域生活支援機構（以下、JLSA【ジルサ】）広報委員の加藤です。JLSAでは、2018年4月より、坂戸市社会福祉協議会様が後見実施機関設立に向けたご支援を開始し、その後、法人後見を受任できる後見実施機関設立に向けた支援を行い、実際に法人後見を受任することになりました。

2019年4月からは、法人後見受任後の運用支援を開始しております。
今回のプロジェクトの内容が、各自治体・地域で行われる後見の取組みにお役に立てればと思い、本プロジェクトの内容をアップしていく予定です。是非、ご参考頂ければと思います。

ただし、プロジェクトの内容において、被後見人の方の個人情報に関することなど、機微な情報に関しては、公開は控えることとなります。あらかじめ、ご了承ください。

法人後見受任後の運用サポート第７回は、2019年11月19日に行った定例ミーティングの内容をお伝えします。

以下、ご確認ください。

１．日時・場所
２０１９年１１月１９日（火）　１５時００分～１６時３０分
坂戸市社会福祉センター

２．出席者
坂戸市社会福祉協議会：土井丸主査、三浦主事、窪田主事補
ＪＬＳＡ：尾川、園部

３．発言要旨と討議結果（肩書・敬称略）
１）市民後見フォーラムの運営準備
　　２）受任事案の経過について
　　３）フォローアップ研修・その他

法人後見を行う企業、施設、団体様が成年後見業務遂行上で発生する賠償リスクからお守りする保険（保険代理店：株式会社グリット）

１）市民後見フォーラムの運営準備について

パネルディスカッションのテーマと内容について討議を行いました。進行は、以下の通りです。
①パネラーの自己紹介・活動紹介
②市内の高齢者や障害者の現状について、それぞれの知見や立場から発表を行い、成年後見がなぜ必要なのかについて、参加者に当事者意識を持ってもらう。
③参加者からも一人か二人発言を求め、パネラーの誰かが代表して回答する。
④パネルディスカッションの運営の詳細な詰めは、司会進行と交えて打ち合わせを行う。
また、各パネラーにも、事前に説明を行い、具体的にどのような発表をお願いするか、イメージアップをしてもらう。

⑤当日の映写スライドは、社協報告のみとし、２０枚程度のスライドを準備する。
⑥１２月の定例時に内容を確認する。社協からの活動報告では、
・講談の内容を受ける形で、簡単に成年後見の制度説明を行い、
・昨年度の社協の活動の振り返り（ニーズ調査の結果なども発表）、ケース会議から受任に向けての苦労話など、
・今年度の受任の状況や今後の課題、市民に期待すること（身近な見守りや、異変検知の早期連携の依頼、包括や社協への相談、支援員としての参加など）を発表する。

⑦　当日の総合司会は、土井丸主査を想定。社協会長が開会の挨拶を行う。また、当日の演台やテーブルの配置等のシミュレーションを行った。時間割は、たたき台の案に沿って進行する。

⑧　チラシは、たたき台の案から大きな変更箇所はなく、神田織音さんのプロフィール・写真・演題等を確認すること、パネルディスカッションの参加者のスケジュールを確認すること、その他体裁等について確認をして、今月末には完成させ、来月早々に告知・配布予定。
ＪＬＳＡ側でも関係各所へ告知を行うため、チラシが完成次第、ＪＬＳＡに送付いただく。

当日の参加者へのアンケート用紙を社協において用意する（筆記用具も用意）。当日は、社協活動報告の資料＋アンケート用紙＋社協からの配布物をセッティングし、参加者に配布。