坂戸市社会福祉協議会 後見実施機関設置・運営プロジェクト 第13回

成年後見制度

閲覧頂き、ありがとうございます。一般社団法人 全国地域生活支援機構(以下、JLSA【ジルサ】)で広報委員を務め、JLSAサイトで電子福祉マガジンの編集長をしている加藤です。

JLSAでは、公益社団法人 日本財団様(東京都港区 会長 笹川陽平)からのご支援を頂き、本年(平成30年)4月より社会福祉法人 坂戸市社会福祉協議会(以下、坂戸市社協)様が法人後見を受任できる体制づくりと後見実施機関の設置・運営に向けたご支援を開始しております。

今回のプロジェクトが、各自治体・地域で行われる後見の取組みにお役に立てればと思い、本プロジェクトの内容をアップしていきます。是非、ご参考頂ければと思います。

今回は、7月10日(13:30~15:40)に行ったミーティングの実施内容をお伝えします。

では、今回の記事の内容です。
1.ニーズ調査報告書について
2.家裁訪問について
3.ケース会議の在り方・個別事案の申立準備について
4.事業計画について
5.坂戸市への報告

参加メンバー
坂戸市社協様:土井丸様、三浦様
JLSA:尾川、園部

会議の内容は以下の通りです。ご参考ください。
まずは、本日のタスクを確認。

早速、本題へ
1.ニーズ調査報告書について
はじめに、ケアマネ様にもご協力頂いたヒアリングシートや土井丸様とJLSA金原による個別相談結果をもとに作成した「ニーズ調査報告書β版」の内容を説明しました。

土井丸主査から、「具体的な数字が出ると、インパクトがあるとのこと(谷津局長談)」との報告がありました。

続いて、三浦主事からは、今回の調査の過程の中で、あんサポ(あんしんサポート事業)に繋ごうとした2件の事案は、すでに契約締結能力が疑われる状況であり、あんサポ自体の契約締結ができなかった旨が報告されました。あんサポにスムーズに繋ぐためにも、いかに早期発見が重要であるかという発言がありました。

2.家庭裁判所訪問について
家裁訪問は、7/24の14時となった旨が報告されました。本日は、家裁訪問時の資料等について検討を行いました。

はじめに、資料は坂戸市社協様又はJLSAで用意するものに振分けました。

次に、規程・書式については、JLSAが持参したものと品川区社協様から受領しているものを参考資料として提出しました。また、民亊法務協会が出版していた「市民後見ハンドブック」に掲載されている書式を参考にしてもらうことにしました。なお、日常的な後見業務の管理は、㈱リーガルの「成年後見システム」が有効であることを説明しました。

就業規則については、支援員が臨時の職員となるかどうかについて、確認をしてもらうことになりました。

次に、後見支援員が順守すべきルール等についての規程類を整備する方向で検討することになりました。倫理規程やコンプライアンス規程はないが、就業規則に規定されているため、これをもって対応していくということを検討することにしました。

監督体制については、運営委員会規程において、「委員のメンバーに、個別事案だけでなく、社協の成年後見事業に対するアドバイスを受けること」としているので、規程としてはこれで賄うことが考えられるとしました。

市民後見人については、現在、活用方針等が明確に示されておらず、まずは後見支援員に誘導することとなっている。そのため、市民後見人として活動してもらう時期に、合わせて体制整備を行っていくこととしました。

3.ケース会議の在り方・個別事案の申立準備について
JLSA 尾川より、ケース会議の運営については、具体的に、誰が司会役で、誰が説明し、誰が結論を出していくのか、また、この後の運営委員会にどうやってつなげていくのか、品川区社協の見学結果を踏まえ、具体的にイメージアップが必要であることを伝えました。来週の定例では、具体的な会議の段取りについて検討を行うことになりました。

相談シートは、担当のケアマネに記述してもらうことを想定。8/7の定例で来所してもらい、説明を行うことにしました。

なお、社協に関わる司法書士の先生によれば、川越支部は、後見類型での申し立てに本人申立はおかしいとの考えを持っているようだとのこと。今般、本人申立を検討している事案も、同時に市長申立てが可能かどうか、検討しておく必要があるということになりました。

なお、土井丸主査によれば、今般、生活保護受給者がいるが、市の福祉事務所の担当者から、行政の措置で対応できるので、受給者には成年後見は不要との発言があったとのこと。市の理解を深めるため、売買契約等、ケースワーカーでは法的に対応できないこともあり、後見は必要であることを説明、今後、福祉事務所向けの成年後見勉強会の提案をしていく必要を痛感しました。

4.事業計画について
JLSA尾川より、個別相談実施先+別途相談先の計8件+親族の後見4件=12件は、申立を行っていく方針が明確となっていることから、そこを踏まえて、受任計画・収支計画のたたき台にすることついての説明を行いました。

5.坂戸市への報告スケジュール
坂戸市への報告を8/7に予定していたが、日程の都合がつかないため、8/28に、福祉センターに来所してもらうこととなったとのこと。課長クラスが参加予定です。8/28は、ケース会議を予定していますが、場合によっては、ケース会議は9月に回すことも視野に入れることとしました。

6.次回の日程・議題等
次回は、7月17日13時半から、福祉センターにて定例を行う。家裁訪問時資料内容の確認、ケース会議の具体的な段取り、個別事案の申立準備を討議予定となりました。

以上

皆さんからのご意見・ご質問も合わせてお待ちしております!
今号は以上となります。

プロジェクトキックオフをご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/interview/sakado-hkokenpj1/

第1回のミーティング(プロジェクト概要とニーズ調査)をご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/interview/skd-hkoken1/

第2回のミーティング(ニーズ調査説明会への準備)をご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/sks/skd-hkoken2/

第3回のミーティング(ニーズ調査説明会の最終確認と体制整備)をご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/sks/skd-hkoken3/

第4回のミーティング(ニーズ調査説明会の実施と振り返りミーティング)をご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/sks/skd-hkoken4/

第5回のミーティング(ヒアリングシートの回答内容確認と体制整備と規程の方向性の確認)をご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/sks/skd-hkoken5/

第6回のミーティング(ヒアリングシートの回答内容確認と体制整備と規程づくり)をご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/sks/skd-hkoken6/

第7回のミーティング(ヒアリングシートの回答内容確認と個別相談の状況、体制整備と規程づくり)をご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/sks/skd-hkoken7/

第8回のミーティング(ヒアリングシートの回収状況と個別相談先の対応、受任体制の整備、事業収支計画書の策定)をご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/sks/skd-hkoken8/

第9回のミーティング(ヒアリングシートの集計分析結果、ニーズ調査報告書、ケアマネージャー様向け普及啓発、事業計画の策定等)をご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/sks/skd-hkoken9/

第10回のミーティング(品川区社会福祉協議会様のケース会議の振り返り、ケース会議にあげる事案、後見事業の運営資金等)をご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/sks/skd-hkoken10/

第11回のミーティング(個別相談の振り返り、ニーズ調査の中間報告、ケース会議の在り方、受任計画等)をご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/sks/skd-hkoken11/

第12回のミーティング(成年後見制度利用促進専門家会議の状況報告、ニーズ調査報告書、個別相談の状況報告、死後事務委任サービスの検討、ケース会議の在り方等)をご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/sks/skd-hkoken12/

第14回のミーティング(家庭裁判所訪問について、ケース会議の在り方・個別事案の申立準備について、事業計画について等)をご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/sks/skd-hkoken14/

加藤 雅士

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電子福祉マガジンの編集長。一般社団法人 全国地域生活支援機構にて広報委員を担当する。現在、株式会社グリットの代表取締役会長としても活動を行っている。

プロフィール

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