坂戸市社会福祉協議会 後見実施機関設置・運営プロジェクト 第6回

成年後見制度

閲覧頂き、ありがとうございます。一般社団法人 全国地域生活支援機構(以下、JLSA【ジルサ】)で広報委員を務め、JLSAサイトで電子福祉マガジンの編集長をしている加藤です。

JLSAでは、公益社団法人 日本財団様(東京都港区 会長 笹川陽平)からのご支援を頂き、本年(平成30年)4月より社会福祉法人 坂戸市社会福祉協議会(以下、坂戸市社協)様が法人後見を受任できる体制づくりと後見実施機関の設置・運営に向けたご支援を開始しております。

今回のプロジェクトが、各自治体・地域で行われる後見の取組みにお役に立てればと思い、本プロジェクトの内容をアップしていきます。是非、ご参考頂ければと思います。

今回は、5月8日(10:00~11:30)に行ったミーティングの実施内容をお伝えします。

では、今回の記事の内容です。
1.ヒアリングシートの回収状況
2.個別相談シートの訂正
3.体制整備・規程類の整備について
4.品川区社協への見学日程について
5.その他

参加メンバー
坂戸市社協様:谷津様、土井丸様、三浦様、関口様
JLSA:金原、尾川、園部、加藤

1.ヒアリングシートの回収状況
本日のミーティングでは、冒頭に、帯同ヒアリングシートの回収状況を確認しました。帯同用ヒアリングシートの回収状況は、前回から増え、6~7事業所に広がってきました。

しかし、ニーズ調査説明会(4月26日実施)に参加できなった事業所に対し、まだ個別に説明できていない事業所もあることも報告。引き続き、事業所様には坂戸市社協様に立ち寄って頂くよう、依頼していくことになりました。

次に、回収シートの中から、後見に関する個別相談希望が3件でてきました。早速、この事案について、坂戸市社協様及びJLSAのメンバーで、内容の確認を行いました。

なお、この3件の事案については、ケアマネージャー様と調整し、5月中に個別相談対応できるよう日程調整することになりました。

回収シートの中には、「個別相談を希望しない」という内容もあり、帯同については、27事業所すべて実施できない可能性も出てきました。しかしながら、現時点で個別相談を希望しないという事案であっても、検討を進めるにつれ、個別相談に進む可能性もあるため、個別相談に対応できるように回収に向けた体制を継続することが話合われました。

なお、今年度は、件数等の数にはこだわらず、具体的に相談希望を受けた3件等を中心に、ニーズの高い先を確実に後見申立てにつなげていくことを優先していくことを相互に確認しました。

2.後見相談シートの修正
後見相談シート修正版について確認を行いました。まずは、作成日を入れ、後見相談シートの管理がしやすいように事業所番号を挿入することなど詳細を詰め、また、既往歴とは別に現病歴を加えるなど修正点を確認しました。合わせて、6/5の定例会議で、最終確定版を確定させることになりました。

3.体制整備・規程類の整備について
規程類の整備については、坂戸市社協様より、定款変更案・運営委員会規程案・実施要綱案の説明があり、逐条ごとに読みあわせ等を行い、意見交換を行いました。
※JLSAから、北海道帯広市社会福祉協議会 成年後見支援センター「みまもーる」の定款等を参考資料として提出しました。収益事業である日常生活自立支援事業と成年後見の両方をカバーしているケースにおける規定ぶりとして参考になる取り組みです。

土井丸主査からは、規程類の整備状況について説明をいただきました。はじめに、全国社会福祉協議会から3月30日付けで、各地域社協に配布された「成年後見制度利用促進における社協の取り組みと地域における権利擁護体制の構築に向けた基本的な方策」についてのお知らせがありました。

続いて、定款変更。坂戸市社協の現状を踏まえ、定款の事業に、「法人後見事業」と表記する旨が報告されました。

次に、運営委員会の規程案についてディスカッションを行いました。

ディスカッションの中では、あんサポの事業についても、運営委員会での審議の対象とすることにしました。また、日常生活自立支援事業については、苦情等のトラブルが出ており、県社協からも監督機関の設置を要請されていること、かつ、日常生活自立支援事業と成年後見の連携の観点から、運営委員会が日常生活自立支援事業と成年後見の両方をカバーする体制を試みることになりました。

なお、委員については、昨年まで設置されていた受任検討会議のメンバーにそのままお願いする方向に致しました。

最後に、実施要綱については、逐条ごとに読みあわせ等を行い、意見交換を行いました。

JLSAの代表金原から、第7条の居住要件については、「住民票あり・居住なし」「住民票なし・居住あり」という可能性のほか、受任後に他市に移転するケースなど、坂戸市としてどう考えるかという課題について提議しました。

その都度、運営委員会にかけることが考えられるが、基本的なスタンスについては、後見事務の負担も考え、継続検討することとなりました。

なお、あんサポについては、転居時に解約となることを確認。また、市民後見推進委員会では、市民後見人に居住要件を求めていることが報告されました。実施要項の第13条の運営委員会の決定については、取り消しも含めるべきとの意見もありました。

最後に、定款については、6/12の理事会にかける。他の「法人後見事業等運営委員会規程」や、「法人後見事業実施要綱」についても、理事会にかける方向で整備を進めていくことになりました。

4.品川区社会福祉協議会への見学日程について
6月19日(火)の10時~12時のケース会議で、品川区社協様に訪問する予定であることを確認致しました。

5.その他
現状のあんサポの体制を考えると、生活支援員と後見支援員を兼務することは可能か?との質問がありました。

支援員の状況にもよるが、特段問題がなければ、兼務は可能であると判断しました。但し、やりすぎないように、社協側でバックアップ体制は確保していくことが重要である旨も合わせて話合いました。

次回の日程・議題等
次回は、5/22(火)13時30分 福祉センターで開催予定。主に規程類の整備の確認等を行うことになりました。

皆さんからのご意見・ご質問も合わせてお待ちしております!
今号は以上となります。

プロジェクトキックオフをご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/interview/sakado-hkokenpj1/

第1回のミーティング(プロジェクト概要とニーズ調査)をご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/interview/skd-hkoken1/

第2回のミーティング(ニーズ調査説明会への準備)をご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/sks/skd-hkoken2/

第3回のミーティング(ニーズ調査説明会の最終確認と体制整備)をご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/sks/skd-hkoken3/

第4回のミーティング(ニーズ調査説明会の実施と振り返りミーティング)をご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/sks/skd-hkoken4/

第5回のミーティング(ヒアリングシートの回答内容確認と体制整備と規程の方向性の確認)をご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/sks/skd-hkoken5/

第7回のミーティング(後見ニーズ調査と後見相談シートの確定、体制整備と規程の方向性の確認)をご覧になりたい方はこちらから
https://jlsa-net.jp/sks/skd-hkoken7/

加藤 雅士

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電子福祉マガジンの編集長。一般社団法人 全国地域生活支援機構にて広報委員を担当する。現在、株式会社グリットの代表取締役会長としても活動を行っている。

プロフィール

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