坂戸市社会福祉協議会 後見実施機関設置・運営プロジェクト 第1回

インタビュー記事

閲覧頂き、ありがとうございます。一般社団法人 全国地域生活支援機構(以下、JLSA【ジルサ】)で広報委員を務め、JLSAサイトで電子福祉マガジンの編集長をしている加藤です。

JLSAでは、公益財団法人日本財団様(東京都港区 会長 笹川陽平)からのご支援を頂き、本年(平成30年)4月より、社会福祉法人 坂戸市社会福祉協議会(以下、坂戸市社協)様が法人後見を受任できる体制づくりと後見実施機関の設置・運営に向けたご支援を開始することになりました。

今回の取組みが、各自治体・地域で行われる後見の取組みにお役に立てればと思い、このプロジェクトの取組みに関する情報をアップしていきます。是非、ご参考頂ければと思います。

今回は、4月5日(13:30~15:00)に行った第1回のキックオフミーティングの様子をお伝えします。

今回の記事の目次

では、今回の記事の目次です。
1.プロジェクトメンバーの紹介
2.いよいよキックオフ!
3.プロジェクトの説明(2018年度:活用概要と活動工程)
4.上記2のタスクについての意見交換と情報共有
5.ニーズ調査説明会について
6.ヒアリングシートの記載内容について

1.プロジェクトメンバーのご紹介

それでは今回の「坂戸市社協 後見実施機関設置・運営プロジェクト」の新メンバーをご紹介します。
前回お知らせした、坂戸市社協 事務局長 谷津宜之様に加え、下記の3人の方に加わって頂くことになりました。

坂戸市社協 主査
土井丸 大祐様

本プロジェクトにこの4月から参画することになったプロジェクトリーダー土井丸さん。よろしくお願いします!

坂戸市社協 主事
三浦 和久様

坂戸市社協にて「あんしんサポートねっと」を担当。「あんしん」という言葉がぴったりの三浦さん。写真から滲みでております!
坂戸市社協 
関口 ひとみ様

坂戸市社協にて日頃は「さかど ふれあいサービス」を担当。ふれあいサービス事業を通じて得た知見から出てくるご意見、とても参考になります!

事務局長の谷津様を中心に4名で、このプロジェクトを回していくことになりました。よろしくお願いします!

2.いよいよキックオフ!

平成30年4月5日(木)は、坂戸市社協様「後見実施機関設置・運営プロジェクト」の正式なキックオフミーティングを実施致しました。

まずは、今回のプロジェクトマネージャーである尾川から、定例ミーティングの第1回目のアジェンダを配布。
本日ディスカッションする内容は下記の通りとしました。
1)成年後見制度利用促進の現状
2)プロジェクトの説明(2018年度の活動概要と活動工程)
3)上記2)に対する意見交換
4)ニーズ調査説明会(4月26日実施)
5)ヒアリングシートに記載する項目について
6)その他

3.プロジェクトの説明

それでは、早速、今回のディスカッション内容をお知らせします。
1)成年後見制度利用促進の現状
  JLSA 尾川から、成年後見制度利用促進基本計画の進捗状況をお知らせしました。

資料では、成年後見制度での「あるべき姿」、「現状」、「GAP=問題」を共有し、「課題」を整理しました。

改めて、地域住民が安心して暮らすためには、成年後見制度は運用面でまだまだ問題があることを痛感しました。

2)プロジェクトの説明(2018年度の活動概要と活動工程)
現状認識と課題を共有した後は、いよいよ、本プロジェクトのゴールイメージの共有です。

現状把握からニーズ調査、後見実施機関としての体制整備。体制整備完了後に、親族後見人の支援や市民後見人の養成、法人後見の受任など、この1年間で取組む内容を一通り共有しました。

そして、上記ゴールイメージから、この1年間の活動概要を3か月毎の工程表に落とし込みました。

一通りの説明が終わった後は、2018年度の活動の取組方針について、ざっくばらんな意見交換・情報共有を行いました。特に、プロジェクトメンバーの関口さんからは様々な角度からご質問を頂き、有意義なディスカッションを行うことができました。

まず、プロジェクトの目標として、坂戸市社協様が、次年度から、法人後見受任・後見実施機関の設置に向けて自走できる体制整備を図ること、JLSAはそれに対する支援を行っていくことを相互に確認しました。

また、2018年度は、体制整備・ニーズ調査に重点を置きつつ、法人後見受任については、件数よりも、相談件数や親族支援等も含めた体制整備を図っていくことを確認しました。

3)後見支援員の確保について
JLSA尾川から、下期からの法人後見受任に向けたケース会議開催や申立てに向けて、早めに後見支援員を確保する必要性を説明しました。この場で、坂戸市社協様の了承を得ることができました。

現在、坂戸市社協様で実施した市民後見人養成講座の受講者12名おられます。そのうち9名が名簿に登録済みで、うち3名は生活支援員として活動しているとのこと。2名が待機中で、5名まで増やす予定。この方々には、近々、後見支援員として活動いただくための説明会の場を設けようということを決めました。

4)体制整備について
坂戸市社協様としては、体制面で一抹の不安もある。そこで、定款変更や必要な諸規程の整備にあたっては、(JLSA理事長)金原からJLSAがたたき台等を提供し、それをカスタマイズしていく方法をとっていくことを確認しました。

なお、家庭裁判所への説明や、チェック機関の設置等についても、課題があることを確認しました。

5)申立て作成支援について
坂戸市社協様から、親族の申立て支援の場合について質問を頂きました。申立て書類の作成支援をせざるを得ないケースがあるが、現状は、業として作成支援が出来ない。そこで、親族からの申立て支援のルール化を図っていくことが必要あるのではないかと。JLSAも同様の認識を持ち、今後、取り組むテーマとなりました。

合わせて、本人側から、十分な情報提供を受けられない場合、適切な回答ができないこともあることため、相談対応できる体制整備も必要であるとの認識で一致しました。

また、少し先の話になるが、法人後見の開始をリリースした途端に、利用者や支援者から様々な相談が持ち込まれる可能性が十分にある。それに対する受け答え等の負担も増加することが懸念されるとの意見も頂きました。JLSAからも、その認識は重要である認識しており、合わせて今後の課題として対策を練っておく必要がある旨をお伝えしました。

6)さいたま家裁川越支部との連携について
坂戸市社協様では、まだ家裁との連携が出来ていないとのこと。今後、連携のための取組みを検討していこうということになりました。

7)坂戸市との連携について
今回の取組みについては、坂戸市の協力も重要なキーとなる。よって、JLSA側から坂戸市の福祉部長等への挨拶を行いたい旨を伝えし、日程調整を頂くことになりました。

今回の会議では、以上のようなディスカッションを行いました。

次回会議は、4月9日(月)10時~@福祉センターで開催とし、次回ディスカッションする内容は、ケアマネージャーの方々に依頼する「ニーズ調査の手順」と、「ヒアリングシート」の確認をすることにしました。

今回の記事は、これで以上となります。
次回第2回は、4月9日の会議内容に実施致します!

第2回ミーティングの内容をご覧になりたい方はこちらからhttps://jlsa-net.jp/interview/skd-hkoken2/
 
皆さんからのご意見・ご質問も合わせてお待ちしております!

加藤 雅士

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電子福祉マガジンの編集長。一般社団法人 全国地域生活支援機構にて広報委員を担当する。現在、株式会社グリットの代表取締役会長としても活動を行っている。

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